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SGC佐賀航空が回転翼操縦士(ヘリコプターパイロット)の募集を行っています。


SGC佐賀航空所属 ロビンソン44

 SGC佐賀航空が回転翼操縦士(ヘリコプターパイロット)の募集を行っています。

 募集の概要は以下のとおりとなっています。

【 応募資格 】
①  事業用操縦士(回転翼 陸上単発レシプロ及び陸上単発タービン)以上の資格を有すること
② 航空無線通信士及び有効な第1種航空身体検査証明を有すること
③ 回転翼の飛行時間500時間以上
④ 使用事業、航空運送事業の経験者は優遇
⑤ 40歳くらいまで(教育証明保有者は応相談です。)
⑥ その他
  熱意と協調性のある方を求めます。
  操縦業務以外の運航管理業務や各種申請等の事務作業も積極的に実施して頂ける方を望んでおります。
  

SGC佐賀航空所属のアエロスパシアル350B
 
 SGC佐賀航空は、佐賀空港や北九州空港、長崎空港を始め、九州各地にベースを持つ会社です。

 6年ほど前に、佐賀空港にある本社におじゃました事があります。その時は、セスナ社T303クルセイダーでの計器飛行証明の訓練の様子を見学させてもらいました。
 短期滞在者向けの宿泊スペースあり、フライングクラブの部屋あり、クレーンでの2段駐機可能な格納庫ありと、色々と充実した施設も見せて頂きました。
 
 今回の募集情報は、SGC佐賀航空様から直接、御提供を頂きました。ありがとうございました。



~ ヘリコプター事業者の採用担当の皆様へ ~
 当ブログでは、ヘリコプターパイロットの採用情報を収集・公開しております。
 採用情報をお伝えいただければ、当ブログにて詳細を紹介させて頂きます。掲載のご希望などございましたら、コメント欄に「一般公開しない」設定で、掲載希望のコメントを頂ければ幸いです。
 こちらから、コンタクトの上、情報を掲載させて頂きます。もちろん、掲載について費用などは一切かかりません。
 何卒、よろしくお願い致します。
                               ブログ管理者
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海上保安庁が事業用操縦士のライセンサーを対象に回転翼操縦士(ヘリコプターパイロット)の募集を行います。


http://www.kaiho.mlit.go.jp/saiyou/sentei/nittei.html

 海上保安庁が事業用操縦士のライセンサーを対象に募集を始めました。
 回転翼・固定翼の種別は募集要項に示されていませんので、応募者の方の資格保有状況により、振り分けが行われるものと思います。
 募集の概要は以下のとおりです。

【 応募資格 】

① 高等学校を卒業した者及び平成26年12月までに高等学校を卒業する見込みの者(高卒同等の高等専門学校の第3学年の課程を修了者、高等学校卒業程度認定試験合格者を含む
② 国土交通大臣が交付した飛行機又は、回転翼航空機の事業用操縦士の資格以上の技能証明を有すること。
③ 有効な第一種航空身体検査証明書を有する者
④ 昭和30年4月2日以降の生まれであること。

【 応募期間 】

平成26年6月9日~7月4日

【 試験日程 】

1次試験  7月27日 選択型筆記試験
2次試験  8月22日 面接、身体測定、体力測定
実技試験 9月4,5日 飛行技量試験
合格発表 10月10日



海上保安庁鹿児島航空基地所属 アグスタウェストランド139型

 サイトには、最近の試験の応募者数と合格者数も掲載されています。合格率は8~9%前後となっています。

 

 
~ ヘリコプター事業者の採用担当の皆様へ ~
 当ブログでは、ヘリコプターパイロットの採用情報を収集・公開しております。
 採用情報をお伝えいただければ、当ブログにて詳細を紹介させて頂きます。掲載のご希望などございましたら、コメント欄に「一般公開しない」設定で、掲載希望のコメントを頂ければ幸いです。
 こちらから、コンタクトの上、情報を掲載させて頂きます。もちろん、掲載について費用などは一切かかりません。
 何卒、よろしくお願い致します。
                               ブログ管理者

海上保安庁が事業用操縦士のライセンサーを対象にパイロットの募集を行います。


http://www.kaiho.mlit.go.jp/saiyou/sentei/nittei.html

 海上保安庁が事業用操縦士のライセンサーを対象に募集を始めました。
 回転翼・固定翼の種別は募集要項に示されていませんので、応募者の方の資格保有状況により、振り分けが行われるものと思います。
 募集の概要は以下のとおりです。

【 応募資格 】

① 高等学校を卒業した者及び平成26年12月までに高等学校を卒業する見込みの者(高卒同等の高等専門学校の第3学年の課程を修了者、高等学校卒業程度認定試験合格者を含む)
② 国土交通大臣が交付した飛行機又は、回転翼航空機の事業用操縦士の資格以上の技能証明を有すること。
③ 有効な第一種航空身体検査証明書を有する者
④ 昭和30年4月2日以降の生まれであること。

【 応募期間 】

平成26年6月9日~7月4日

【 試験日程 】

1次試験  7月27日 選択型筆記試験
2次試験  8月22日 面接、身体測定、体力測定
実技試験 9月4,5日 飛行技量試験
合格発表 10月10日


海上保安庁所属 「うみわし」 ガルフストリームⅤ

5月29日現在、パイロット(運航乗務員)の募集を行ってるのは、下記の航空会社等です。

【有資格者採用】

海上保安庁(~7.4)
 
オリエンタルエアブリッジ(ORC) (~定員に達し次第締め切り)
 
フジドリームエアラインズ(~随時)

ノエビアアビエーション(~随時)

【エアライン経験者採用。。。とは言いつつ。。。】
 LCCは募集要項では経験者採用を原則としていますが、実際には技能証明
取得直後の有資格者も積極採用を行っています。
 特にピーチアビエーションは朝日航空卒業生対象の推薦制度をとっています。
 有資格者の方にも大いにチャンスがあると思います。

スターフライヤー(~5/30)

バニラエアー(~随時)

スカイマーク(~随時

ピーチアビエーション(~随時

ジェットスタージャパン(~随時

SPRING AIRLINE JAPAN(~随時)


航空自衛隊 民間転職組のパイロットを予備自衛官として活用 ~本格的に始まる予備役制度~



--------------(記事抜粋)--------------
空自パイロットOBを予備自衛官に…有事に招集
                        読売新聞 5月26日(月)7時43分配信
 
 防衛省は、民間航空会社に再就職した航空自衛隊のパイロットを、予備自衛官として採用を始める。

 中国の東シナ海や南シナ海での海洋進出や、北朝鮮の核・ミサイル開発などでアジア太平洋地域が不安定化し、有事となれば、現役の空自パイロットだけでは対応できない恐れがあるためだ。予備自衛官に採用することで、パイロットの技能を持つ元自衛官をいつでも招集できる態勢を整える。

 政府は今年度から、戦闘機や輸送機を操縦する40歳前後の空自パイロットを、民間航空会社の要望に応じて、再就職させる「転身制度」を5年ぶりに再開させた。今年夏にも、約10人の空自パイロットが民間航空会社のパイロットに転身する見込みだ。予備自衛官への採用は、本人の志願が前提で、防衛省は志願するよう働きかける考えだ。

 政府は有事の際、予備自衛官のパイロットを招集し、作戦指揮にあたる司令官を自衛官として補佐させることを想定している。司令部にはパイロットの知識や技能を持つ人材が不可欠だが、予備自衛官を活用することで、現役の空自パイロットは第一線に投入できる利点がある。
--------------(抜粋終了)--------------

 航空自衛隊から民間航空会社に転職した人間を、有事の際は予備自衛官として活用する方法が検討されているようです。
 自発的な転職と異なり、「割愛」は防衛省と民間航空会社との協定で行われている制度ですので、原則として「かならず予備自衛官を志願すること」になると思います。
 
 元自衛官としては、かつて携わっていた仕事に関連する業務で、自衛隊のオペレーションに参加することは、それはそれで興味がありますし、有意義な事であると思います。

 かつて、知人の元ヘリパイの自衛官が即応予備自衛官の訓練に参加したところ、以前の職務とは全く関係のない、基地警備の訓練に携わり、あまりの扱いのヒドさに2度と参加しない!とボヤいているのを聞いたことがあります。
 元々の職域の技能を活かせるシステムを作ることは、予備自衛官制度を使える制度にするためにも必要なことだと思います。

 そういった面から、この試みは面白いと思いました。


LCCに立ちはだかる機長不足の現状 ~ 世界的なパイロット争奪の余波 ~



--------------(記事抜粋)--------------
人材不足のパイロット LCCで「年収1200万円」がいまの相場

 一昔前なら、「将来なりたい職業」の上位に必ずランクインしていたパイロット。高給が保証され、社会的ステータスも高い憧れの仕事だったはず。それがいまや慢性的な人手不足からエアライン1社で2000便以上が欠航に追い込まれる事態となっている。

 日本に3社ある格安航空会社(LCC)の中で唯一の勝ち組だったピーチ・アビエーション。低価格運賃を武器に、平均搭乗率が損益分岐点とされる70%を超えて経営も軌道に乗っていた。にもかかわらず、4月に突如2000便超の定期便(5~10月)を欠航すると発表した。

 同社によると、52人の機長のうち8人が病気などで長期欠勤。10人程度の中途採用や副操縦士からの昇格も見込んでいたが、アテが外れたのだという。おまけに、5月20日には追加で56便の欠航を発表。これも訓練中だった2人の機長が急きょ退職したためと説明している。

 重責を担うパイロットゆえに、「風邪薬を飲んだだけでも航空法の規定により乗務できない」(業界関係者)厳格さを求められるのは当然としても、国内・国際線の総便数の17%もの欠航を余儀なくされるほど人手が確保できない理由は何なのか。

 航空経営研究所所長の赤井奉久氏は、「世界中で人材獲得合戦が起きているから」と話す。

「世界で飛んでいる航空機のほとんどがボーイングかエアバス製なので、パイロットの運航技術は世界共通です。しかも、今の飛行機はたとえ着陸前にトラブルがあっても自動制御が働くほど性能がいいし、航路もきちんと整備されているのでパイロットの養成は以前よりもしやすくなっています。

 ところが、世界的な航空需要の高まりで、特に日本を含めたアジアで中・小型飛行機の数が爆発的に増えているため、パイロットの育成スピードが全然追いつかない。そこでパイロットの派遣や就職あっせん会社を通じて、世界中のパイロットの引き抜き合戦が行われているのです」(赤井氏)

 確かに国際民間航空機関(ICAO)の予測では、2030年にアジア・太平洋地域で必要になるパイロット需要は約23万人で、2010年の4.5倍も増える。

 航空評論家の秀島一生氏は、さらに深刻な数字を挙げる。

「現在、ボーイング社がオーダーを受けているすべての飛行機が2032年までに予定通りに納入されたとすると、アジアだけでパイロットが50万人不足すると言われています。足りないのはパイロットだけではありません。整備士も50万人、その他、空港スタッフやCAなどの人員も20万人不足すると危惧されています」

 これほど売り手市場のパイロットだが、日本のエアラインの報酬はJALの経営再建やコストカットで採算を取るLCCの台頭などもあり、低めに抑えられている。大手エアラインのパイロットが年収3000万円以上を稼いでいたのは過去の話。全日空でも1900万円、LCCなら1200万円そこそこがいまの相場だ(有価証券報告書記載の額)。

「専門課程のある大学や航空会社で厳しい訓練を受けてパイロットのライセンスを取得しても、機長になるには副操縦士として7~10年のフライト実績を積まなければならない。それだけ苦労して人件費の安いLCCで乗務するくらいなら、待遇のいい海外のエアラインに転職したほうがマシと考える日本人パイロットは多い」(業界関係者)

 一方、「人材不足は個別のエアラインだけの責任ではなく、見通しの甘い規制緩和に突き進んだ航空行政の責任も重大」と指摘するのは、前出の秀島氏。

「国は水増しの需要予測で地方に赤字空港をつくり続けたばかりか、LCCを成り立たせるために低コストで飛べる規制緩和を際限なく行ってきました。次から次へと飛行機を飛ばすために、フライトとフライトの間の整備・点検は行わなくてもよくなりましたし、これまで禁止されていた搭乗中の給油もOKになりました。

 パイロットになる条件だって緩和されています。今はフライトシュミレーターを使った訓練が主流で、ライセンスを取得してから初めて実機に乗るパイロットも多い。つまり、安全と品質を蔑ろにしてまでイケイケドンドンの拡大策を推し進めてきたわけです。これでもし、重大事故が起きたら国の責任は免れません」(秀島氏)

 ローコストの過当競争で懸念される人材不足と空の安全。LCCをはじめ日本のエアラインは険しい“乱気流”をどう乗り越えていくのだろうか。
--------------(抜粋終了)--------------

 LCCを中心として機長資格を持つパイロットの不足が表面化してきています。
 機長の養成は一朝一夕にはいきません。
 LCCの旗揚げ時期は、ちょうどJALの経営破たんと期を一にしていたため、経験と技量のあるパイロットを大量に確保することができました。
 しかし、LCCの規模の拡大とともに、JALの企業体力の回復により、JAL退職者からの補充は難しくなりました。
 人材の確保とともに、人材を養成する力も、これからの航空会社には求められていると思います。

 そう考えると、ANAがアメリカの大手訓練校の買収を行ったり、シミュレーター訓練の会社を立ち上げたりしているのは、さすがに先見の明があると思います。

 ここ、数年での機長養成の進捗が、勝ち抜く航空会社を決めるのではないかと思います。

 ちなみに、1200万円代は機長の報酬です。副操縦士であれば、この数字の5~6割くらいなのではないでしょうか。

総飛行時間2万5000時間。~大空に残した金字塔~



http://www.jiji.com/jc/v4?id=201405Flight_time_25000over0001

--------------(記事抜粋)--------------
パイロットが語る「プロの世界」

 米国のライト兄弟が人類初の動力飛行に成功したのは1903年12月17日のこと。1回目の滞空時間はわずか12秒。この日4回飛行し、最長は59秒だったという。それから110年余り。兄弟が夢見た空を40年以上にわたって飛び続け、総飛行時間2万5000時間に達しようというパイロットがいる。

 静岡市に本社を置く地域航空会社フジドリームエアラインズ(FDA)の機長、秋田芳男さん(63)=兵庫県西宮市=。航空関係者によると、2万5000時間は「恐らく国内定期航空会社の現役パイロットでは最長レベルになるのではないか」という大記録だ。

 73年にパイロットになって以来、トラブルには遭遇しても無事故で操縦桿(かん)を握り続けてきた。偉業達成は、プロとして仕事に真摯(しんし)に向き合ってきた結果にほかならない。

パイロットの「金字塔」

  全国のパイロットの総飛行時間を管理する公的な組織や団体はなく、誰が最長で何時間かを正確に把握するのは困難だ。ただ2万時間を超える人は少なく、パイロットの間ではこれが大きな到達点、目標とされる。日本航空で1万6000時間のベテラン現役機長(50代)は「2万時間はパイロットとしての金字塔」と語る。


フジドリームエアラインズが運航する旅客機ERJ170【時事通信社】
 
 全日空広報部によると、同社で最長の現役パイロットは1万9500時間ほど。定期航空会社や自家用機のパイロットでつくる日本航空機操縦士協会は「健康管理や体力維持も求められるため、2万5000時間達成は極めてまれ」と話す。

 航空大学校(宮崎市)の教官でも、最長は現役で1万8000時間、OBで2万3000時間。国土交通省航空局運航安全課の担当者も「パイロットが飛行時間を記録するログブックを検査の際などに確認するが、私は2万時間というのも見たことない」そうだ。

● 消えない火

 秋田さんは大阪市出身。飛行機が好きで、子どもの頃はよく自宅から1時間ほど自転車を走らせ、大阪府八尾市の八尾空港まで飛行機を見に行ったという。

 滑走路を滑り、ふわりと宙に浮かんだセスナ機を初めて見たのは小学4、5年生の頃。「興奮した。その夜は眠れなかった」。以後、パイロットになるための努力を重ねたわけではないが、憧れは心の奥底でおきびのように熱を持ったままだった。

 大学に入学してすぐ、東亜国内航空(後の日本エアシステム)がパイロットを募集しているのを知る。資格は高校卒業で良かった。「これだ、と思った。子どもの時のあの興奮がよみがえった」。矢も盾もたまらず、せっかく入った大学を3カ月で中退した。

 同社に入り73年、念願のパイロットとなる。最初に副操縦士として乗ったのは戦後初の国産旅客機YS―11。「最近の飛行機に比べると、パイロットの個性が反映される、人間くさい飛行機だった」という。


東亜国内航空のYS―11型機(東京・羽田)【時事通信社】

 以後、商号変更した日本エアシステムから日本エアコミューター、日本航空と渡り歩き、2010年にFDAに入社。この間、DC9、ボーイング777、DHC―8、ERJ170/175と41年以上、国内線、国際線で各機種を操縦してきた。


 ●空の上の世界

 2万5000時間。換算すると3年弱だ。秋田さんはその間ずっと、空の上で暮らしていたことになる。空の上って、どんな世界?

 「3次元の空間に、自分が存在していることを実感できる場所。日常生活でも3次元空間にいるけど、足が地面に着いている。それが、着いていない世界」

 ある日のフライトで福岡空港に向かって降下中、昆虫の大群に突っ込んだことがある。「コックピットの風防ガラスに、ハチぐらいの大きさの虫がバタバタバタッと当たった」。高度は何と約4000メートル。「びっくりした。こんな高い所を昆虫が大群で移動しているなんて、思いもよらなかった。昆虫学者に報告するべきだったかな」

 コックピットからは、彗星(すいせい)や、一直線に並んだ惑星を見たこともある。「アンアイデンティファイド(未確認)なもの」も目撃したことがあるそうだ。


● 一番好きなこと 


日本エアシステムのDC9【時事通信社】

 大記録達成が可能となったのは、主に国内線に乗務してきたため、国際線に比べ少ない休みで繰り返し乗り続けたことが大きいとみられる。しかし、本人にその理由を聞いたところ、返ってきた答えは「飛行機に乗ってるのが何より楽しいから」。単純明快だ。「一番好きなことだから、他のことをやろうと思わない。休暇取ってゴルフしようとか思わない」。趣味らしい趣味を持っていないと言う。「バイクとかヨットとかスキーとか、いろいろやりました。でも飛行機ほど面白いものはない。今もそう思う」

 コックピットから見る空は、常にその表情を変える。快晴の日の空の薄い青は、高度2万フィート(約6000メートル)で濃い青になり、4万フィート(約1万2000メートル)では深い青に。「空の色は季節によって変わると言うけど、操縦席から見る空は分単位で変わる」と目を輝かせる。飛行機に乗っていること、それ自体が魅力だと語る。「景色は毎回違う。飽きることなんてない」

 好きなことを続けてきただけ。しかし、その至極単純な事実の背後には、エアラインのパイロットに求められる厳しい条件をクリアするためのたゆまぬ努力が隠されている。


日本エアコミューター(JAC)のYS―11型機【時事通信社】

 パイロットには年1回、60歳以上だと半年に1回の航空身体検査が航空法で義務付けられており、これにパスしないと飛ぶことはできない。視力、聴力、血圧などの基本的なデータのほか、内臓疾患の有無や精神状態も検査の対象となる。副作用の影響を排除するため、薬の服用は乗務前の一定時間禁じられており、風邪薬でも飲んだら操縦桿を握ることはできない。

 このため、秋田さんも最も注意しているのはコンディションづくりだという。「風邪を引くとか体調が悪いということは、それ自体が不安全要素。子どもみたいだが、手洗い、うがい、マスクはいつもやっている。体調管理は基本中の基本。家庭内の問題など、仕事以外の心配事をなくすのも大事」と話す。


 ● 自分を律する

 パイロットになったばかりの頃は、他のパイロット同様に2万時間を目標にしていた。「プロ野球のバッターで言う2000本安打、ピッチャーの200勝みたいなものと考え、目指してきた」。しかし過ぎてみると、それは「単なる通過点」だった。

 「与えられた仕事を責任を持って遂行する。その日その日のフライトをきちんと完結させる。それこそが本当の目標。総飛行時間は、ただの結果」と断言する。2万5000時間到達の感想を尋ねても「深い意味はない」と特別な感慨は持っていない様子だ。

 飛行中にエンジンが停止したことがある。機体を操縦するのに不可欠な油圧系統が、三つのうち二つ利かなくなった経験もある。「そういう場面に遭遇しても対応できるよう、訓練やシミュレーターをいつも繰り返してますから」。印象に残っているフライトも特にないという。
 秋田さんは、パイロットという専門職の職業人の中で、人並み外れた実績を積んだ「プロ中のプロ」と言える。では、プロとは何か? 秋田さんは「自分を律することができる人のこと」と説明する。

 規定で、パイロットは乗務前12時間は飲酒してはならないと決まっており、乗務直前にはアルコール検査がある。しかし、人によっては数時間前に飲んで検出されない人もいる。「規定は安全のために決められたもの。他人が見ていないから飲んじゃえ、というのはプロではない。他人が見ていようがいまいが守る、という自らを律する心が、仕事への自負心につながる。プロとは、一言で言えば『自律』だと思う」

 ● 仕事とは

 秋田さんに、仕事とは何かについて尋ねてみた。

 「私は飛行機を操縦することで、会社から給料という対価を得ている。しかし仕事とは、ただ働いて給料を得る、というドライな会社との雇用契約関係だけなのではなく、社会でその人が為すべき『使命』なのだと思う」

 社会において自分の果たす役割、社会におけるその人の使命が仕事であり、自分の場合はそれがパイロットなのだ、と秋田さんは言う。

 パイロット不足が深刻化している中、秋田さんはFDAで機長や副操縦士ら乗務員の技量をチェックする運航審査室の室長も務めている。
「自分が退職する前に次の世代のパイロットを育てる。そうすることによって、安全運航を担保する。それも自分の役割であり、使命であると考えている」
「仕事とは、会社が用意した環境の中で、自分の社会における使命を果たすことなのだと思う」

 間もなく6月。進学や就職など、新しい世界に足を踏み入れ、少しずつ見慣れぬ環境になじんできたという人も多いだろう。一方で、「思っていた仕事と違う」「この会社・仕事は自分には合わない」と思い、続けようか辞めようか悩んでいる人もいるかもしれない。自分にとって仕事とは何か。一度立ち止まって考えてみる時期かもしれない。(名古屋支社・田中賢志)
--------------(抜粋終了)--------------

 珍しくパイロット個人に焦点を当てたネット記事がありましたので転載しています。
 2万時間を達成したパイロットの方というのは、大変珍しいと思います。そういった方が淡々と語る言葉は中々、含蓄があるものです。

 2万時間、様々な経験をなされてこられたと思います。そういった体験談をまとめた本など出版していただければ、ぜひ拝読したいものです。。。

ホンダジェット。2015年の販売開始に向け準備着々! ~ 日の丸ジェットの発売までカウントダウン ~


FAAの型式認証試験飛行を行うホンダジェット量産1号機

------------(記事抜粋)-------------
「HondaJet」新色塗装の量産1号機公開、2015年出荷へ
                   Business Media 誠 5月20日(火)15時8分配信

 本田技研工業の航空機事業子会社、ホンダエアクラフトカンパニーは5月20日(日本時間)、開発中の小型ジェット機「HondaJet」の量産1号機をスイスで開催されているビジネス航空ショーで公開。2015年のデリバリー開始に向けて量産体制を本格化すると発表した。


量産機の組み立てが続く製造工場

 HondaJetの量産1号機は、GE Hondaエアロ エンジンズ製の量産型ターボファンエンジン「HF120」を実装。今後は地上での機能試験を、2014年夏に初飛行を計画。量産1号機はパールグリーンにメタリックゴールドのストライプの塗装を施したカラーリングを採用し、既存のシルバー、赤、黄色、青と合わせ、全5色をそろえた。現在9機の製造を進め、2014年6月に10機目を加えることで量産体制を本格化する。


5色のカラーバリエーションを揃えた量産機

 HondaJetは2006年に開発と市場参入を発表、2011年頃にデリバリー開始を見込んでいたが、米国連邦航空局(FAA)型式証明の取得や開発の遅れなどにより時期がずれ込んでいた。2015年1月~3月を目標にFAAの型式証明を取得し、早期の本出荷を目指す。


フライトセーフティー社に設置されたホンダジェット向けシミュレーター

 最大巡航速度は778km/h。ライバル機比で燃費性能のよさとキャビンの広さが特徴。定員は5~6人。企業層や富裕層が使用するビジネスジェット機として、今後、年80~100機の生産を見込む。参考価格は約450万ドル(約4億5700万円、2014年5月20日時点)。


試験飛行を行う量産型ホンダジェット
-------------(抜粋終了)-------------

 ホンダジェットが、米国での型式証明取得のための試験飛行を始めた事を、以前、ブログでご紹介しました。 ↓

 試験飛行の進捗については、報道が行われていませんが、ネットニュースを見る限り、順調に販売に向けて準備が進んでいるようです。
 
 ビジネスジェットで実績を作り、ゆくゆくは大型のリージョナルジェット、そして、旅客機ビジネスに。。。というのは、分かりませんが、いずれせよ、日本の技術で作られたジェットが世界中を飛び回るのは楽しみなものです。

 エンジンも国産。これは、機体よりも一足先の2013年12月にFAAの型式証明を取得しているようです。
 エンジンも含めて、純国産のジェット機が飛行する姿を早く見てみたいものです。


国産 ジェットエンジン HF120

バニラ・エアも機長不足による運休を発表 ~LCCの路線拡大に追いつかない運航乗務員の確保~


バニラ・エアの運航するA320

--------------(記事抜粋)-------------
格安バニラ・エアも欠航=機長不足で6月に国内154便
                        時事通信 5月16日(金)15時2分配信

 格安航空会社(LCC)のバニラ・エア(千葉県成田市)は16日、必要な人数の機長を確保できなくなったため、6月に国内2路線で計154便を欠航すると発表した。
 予定外の退職者が出た上、採用も間に合わなかった。繁忙期となる7月以降は、同じくANAホールディングス傘下の全日本空輸から機長2人の出向を受けるなどして必要な人員を確保し、予定通りに運航する。

 欠航の内訳は、成田―新千歳が120便、成田―那覇が34便。これらの便を予約していた2551人には他のバニラ便のほか、一部は全日空便への振り替えに応じる。払い戻しも受け付ける。国際線は欠航しない。

 バニラ・エアはエアアジア・ジャパンから社名を変更し、昨年12月に新体制での運航を開始した。記者会見した石井知祥社長は「運航実績が少なく、採用での競争力が弱かった」と説明、「多大な迷惑を掛けることを心よりおわびする」と謝罪した。
 アジアを中心とする需要拡大を背景に、航空業界では操縦士不足が深刻化している。同じくLCCのピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)も病欠者が相次いで機長不足に陥り、5~10月に最大2000便以上の運航を中止すると発表している。
--------------(抜粋終了)-------------

 バニラ・エアも機長不足の影響で、運休を行うようです。LCCは各社、機材をどんどん導入し路線を拡大させる事に躍起になっています。
 これは路線網の拡充と便数の供給量増加競争の勝者が、即ち、LCCの勝者となると考えているからだと思います。
 規模の拡充と路線の黒字化。このバランスをとることが航空会社の経営の難しい所だと思うのですが、ここにきて、機長資格者の不足が目だってきました。

 副操縦士については、航空大学校や一般大学の操縦学科、各民間飛行学校の卒業生から順調に供給が行われているようですが、機長の養成については、一朝一夕にはいきません。
 
 機長の養成には、培ってきた養成のノウハウ等が必要であり、機長資格者の供給量が一気に増えることは、なかなか無いと思います。
 
 しばらくは、機長を中心として、各社の争奪戦が続くのではないでしょうか。


5月17日 関連記事を追加しました↓
--------------(記事抜粋2)-------------
LCC実態…弱かった「採用競争力」 パイロット不足で欠航相次ぐ
                      SankeiBiz 5月17日(土)8時15分配信

 成田空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のバニラ・エアは16日、機長不足を理由に、6月に国内線の成田-那覇線と成田-新千歳線の一部で154便を欠航すると発表した。
 6月に運航を予定していた国際線を含む便数全体の21%に当たる。LCCをめぐっては4月、関西空港を拠点とするLCCのピーチ・アビエーションも同じ理由で最大2000便超の欠航を発表したばかり。低運賃を武器に国内でも根づきつつあるLCCだが、パイロット不足が事業拡大の隘路(あいろ)になっている。

 バニラは、全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(HD)の全額出資子会社。欠航となる便を予約していた乗客2551人に影響が生じる。
 バニラの石井知祥社長は同日、東京都内で記者会見し、「経営として重く受け止めている。機長の確保や養成をしっかりやっていく」と謝罪した。国際線は全便を運航するとした。
 6月は機長が26人必要だったが、採用が予定通り進まなかったことに加え、想定以上の退職者が出たことで、3人不足するという。石井社長は「(会社発足が昨年11月と)後発組で実績が少なく、採用競争力が弱かった」と説明した。

 ただ、同じANAHD傘下の全日空から機長の出向者を受け入れたほか、病欠者らが復帰することから、繁忙期の7月以降は必要な機長数を確保できるため計画通りに運航する予定。
 LCCでは4月、ピーチが5月19日から10月25日まで最大2072便を欠航すると発表。機長52人のうち8人が病欠という緊急事態に加え、事業拡大に向けた採用も不調だったためだ。

 LCCはもともと、余剰の機材や人員をあまり持たないことなどでコストを抑え、低運賃を実現している。こうした中、バニラやピーチでパイロット確保が綱渡りだった実態が表面化し、LCCのこうしたモデルの難しさが浮き彫りになった格好だ。会見でバニラは、病欠などを見込んだ機長の余剰人員は1~2人程度だったと明かした。
 国内でも若者を中心に観光向けなどで定着しつつあるLCCだが、大量欠航の続発でイメージが悪化する可能性もある。

 早稲田大学大学院の戸崎肇教授は「LCCは大手に比べパイロットの待遇で見劣りし、獲得はそれだけ難しくなる」とした上で確保策として「自社養成などを視野に入れる必要があるほか、当面の対応ではパイロットへの待遇改善をある程度は優先せざるをえない状況だ」と語る。
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翼の友IFRの一部改訂です。 ~ 救急装備品の装備基準の変更。2014年4月から施行~



 いつも翼の友シリーズを御利用頂き、ありがとうございます。
 計器飛行証明口述試験問題集翼の友IFRのアップデート情報をお届けします。
 今回は、2014年4月から施行されました、救命装備品の装備基準の変更についてです。

 原則として、遠い洋上飛行(多発機370km,単発機185km)を行わない限り、ELTを搭載していれば、非常信号灯の装備の義務がなくなります。
 イメージとしては救命ボートと非常信号灯は同じような扱いになり、遠い洋上飛行を行う場合にのみ、装備が求められるといった感じになりました。

 以下のストレージサイトから、改定部分の抜粋をダウンロードできます。
 切り抜いて、余白ページに貼り付ける等などして、御活用頂ければと思います。



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どうぞ、よろしくお願い致します。


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