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奈良県警がヘリコプターパイロット(回転翼操縦士)を募集しています。


http://www.police.pref.nara.jp/0000000353.html

 奈良県警が航空操縦士(ヘリコプターパイロット)の募集を始めました。
 募集概要は以下のとおりです。

【受付期間】
 平成26年4月 1 日(火)~ 4月30日(水)

【採用人数】
 1人

【受験資格】
1 昭和49年4月2日以降に生まれた人
2 次の全ての資格を有する人
(1) 航空法による事業用操縦士
 (回転翼航空機の陸上単発タービン機又は陸上多発タービン機)
(2) 電波法による航空無線通信士又は航空特殊無線技士
(3) 有効な第一種航空身体検査証明

【試験日程】
1 1次試験 5月11日 教養試験・論文試験
2 2次試験 6月中旬 身体検査・適性検査・口述試験
3 採用予定 10月1日


奈良県警のアグスタA109E JA110A 

詳しいお問い合わせ先は、以下の通りです。
 奈良県警察本部 警務課 採用係
  (フリーダイヤル) 0120-351-204
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さらばJAL EXPRESS ~自費ライセンサー採用のパイオニアはJALと統合します~


http://press.jal.co.jp/ja/release/201403/002860.html

----------(Press Release 抜粋)------------
JALと株式会社ジャルエクスプレス(JEX)の合併について
 
本日、JALと100%出資の連結子会社である株式会社ジャルエクスプレス(以下、「JEX」)は、取締役会において、以下のとおり合併することを決議しましたのでお知らせいたします。
 
1.     合併の目的
 本合併により、JALグループにおける国内線の需給適合の機動性向上、および機内ヒューマンサービスの強化を実現し、国内線事業運営の安定化を図ってまいります。
 
2.     合併予定日
 2014年10月1日
 
3.     合併方式
JALを存続会社とする吸収合併方式で、JEXは解散します。なお、本合併はJALにおいては簡易合併であり、JEXにおいては略式合併であるため、それぞれ合併契約に関する株主総会の承認を得ることなく行います。
 (補足)
簡易合併:存続会社が合併で資産・負債を受け入れる際に、一定の条件を満たす場合、株主総会の承認決議が不要になる。
略式合併:存続会社が吸収される会社の総株主の90%以上を支配している場合、吸収される会社での株主総会の承認決議が不要になる。
 
【JEX 会社概要】
所在地  : 東京都大田区羽田空港三丁目3番2号
代表者  : 代表取締役社長 豊島滝三
事業内容  : 
1. 定期航空運送事業および不定期航空運送事業
2. その他附帯する又は関連する一切の事業
資本金  : 2,500百万円
売上高  : 117,530百万円 (2013年3月期)
----------(Press Release 抜粋)------------

 1997年にJAL EXPRESSは設立されました。JEXの特徴としては、「運航部門」およびそのサポート部門でのみ構成されているという点です。
 いわば、パイロットと客室乗務員を供給する会社。といったような面がありました。 整備などはJALに委託して実施していた事。類似規程の指定を受けていることから、JAL本体のパイロットが、社内の審査でJEXのパイロットとして、すぐに運航に従事できるなど、JAL本体との互換性が極めて強い会社であったようなイメージを持っています。
 今回の合併は、両社統合による間接部門の人員減によるコスト削減。LCCへの乗員の流出によるJAL出向者の増加。といった点から、独自会社として存続するメリットが、薄れていたからではないかと思います。 

 JEXは日本で初めて、自費ライセンサーにエアラインパイロットへの門戸を開いた会社です(A制度/B制度)。
 その会社がJALに吸収合併される。。というのは、何か寂しい感じがしなくもありません。


かつてJEX機材として運航されていたMD-81


現在の主力機 B737

ANAが過去最大級の機材更新を決定 ~1兆円を超える投資~


http://www.anahd.co.jp/pr/201403/20140327-2.html
------------(プレスリリース抜粋)----------
◆大型機、ボーイング777-9Xの新規発注並びに777-300ERの追加発注を決定しました。
◆同時に、中型機、ボーイング787-9の追加発注および小型機、エアバスA320neo/エアバスA321neoの新規発注も決定しました。
◆ANAグループとしては、過去最大の投資額・発注機数となります。
 ANAホールディングスでは、本日2014年3月27日に開催した取締役会において、5機種の機材発注(新規・追加)を決定しました。15年先を見据えつつ、中長期成長原資ならびに更新機材の安定的な確保を目的とした機材計画を策定し、世界のリーディングエアライングループとなるべく、さらなる経営基盤の強化を図ります。

 大型機は、ボーイング777-300ERの後継機としてボーイング777-9Xを20機新規発注します。また、ボーイング777-9Xデリバリーまでの国際線成長原資としてボーイング777-300ERを6機追加発注します。中型機は、ボーイング787-9を新たに14機追加発注します(ボーイング787シリーズは合計で80機の発注となり、世界最大のボーイング787発注エアラインとなります)。小型機は、ボーイング737-500およびエアバスA320ceoの後継機として、エアバスA320neoを7機、エアバスA321neoを23機新規発注します。
 これにより、同時期に合計70機を確定発注することとなり、ANAグループとしては過去最大の発注機数となります。

 ANAグループは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックや、成長するアジアの需要を中心とした訪日外国人2,000万人の達成に伴い拡大する訪日需要、ならびに日本人のさらなる海外渡航需要拡大への備えを万全とするべく、今般発注の機材を活用して世界と日本の架け橋となるべく努めてまいります。


導入予定のB777-9X

--------------(抜粋終了)------------

 ANAが機材更新のため、70機を超える大型契約をボーイング社、エアバス社と行いました。
 購入の内訳は、
 ボーイング777―9X 20機
 ボーイング777―300ER 6機
 ボーイング787―9 14機
 エアバスA320neo 7機
 エアバスA321 23機

 こうして見ると、B767の後継機としてB787、B737の後継機としてA321を考えているのではないでしょうか。
 新しい飛行機が日本の空を飛び始めるのを、早く見てみたいものです。

正念場を迎える日本の航空業界 ~ANAの経営状態~


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140321-00010005-bjournal-bus_all&p=1

--------------(記事抜粋)--------------
ANA、なぜ急減速?広がるJALとの業績差、進まないコスト削減、HD制と増資が仇に
                   Business Journal 3月21日(金)4時51分配信
 
 東京国際空港(以下、羽田空港)の国際線発着枠獲得競争で日本航空(以下、JAL)に圧勝したというのに、全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(以下、ANA)の顔色がさえない。足元の業績が低迷しているからだ。

 国土交通省は昨年10月1日、今年3月30日から拡大する羽田空港の国内航空会社向け国際線発着枠16枠のうち、ANAに11枠、JALに5枠を配分する決定を下した。それまで水面下で繰り広げられていた国際線発着枠獲得競争に、ANAが圧勝したかたちだ。

 この勝利は、ANAの業績へのプラス効果が極めて大きいといわれている。1枠当たり年間の売上高約100億円、営業利益約10億円の増収増益が見込めるからだ。つまり、今回の6枠差の配分で、ANAはJALに対して年間で売上高約600億円、営業利益約60億円の業績差をつけられるのだ。

 そのせいか、配分決定直後こそANA株は上がり、決定2日後の昨年10月3日には一時223円と同5月末以来の高値を付けたものの、その後は株価が反転して下げ基調になり、8日の終値は211円まで下げた。証券アナリストは「10月の株価反転は、ANAに対する投資家の消し難い経営不安感が背景にあった」と指摘する。つまり、新枠獲得の業績貢献が1~2年先になるのに対して、市場では「14年3月期の業績予想は下方修正」との見方がされたのだ。

 実際、ANAがその月末の31日に発表した14年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比5.9%増の7976億円だったものの、営業利益は同42.5%減433億円、最終利益は同45.7%減の200億円だった。そしてANAは、決算と同時に発表した通期業績見通しも、営業利益は当初見通しを500億円も下回る前期比42.2%減の600億円に、最終利益は当初見通しを300億円下回る前期比65.2%減の150億円に下方修正した。

 これに対して、「焼け太り再生」と揶揄されたJALの中間決算は、売上高が前期比4.0%増の6593億円、営業利益が同14.6%減の958億円、最終利益が17.8%減の819億円と、ANAとの財務体力差は明らかとなった。

 これに追い打ちをかけたのが、14年3月期第3四半期のANAの連結決算内容だった。営業利益は前期比35.8%減の691億円、最終利益は同36.2%減の333億円という落ち込みようで、この理由を同社の伊東信一郎社長は「航空事業のコストの4分の1を占める燃油費が、円安の影響で約25%も増加したのが主な要因」と釈明した。だが、この外部要因にさらされたのはJALも同様で、伊東社長の釈明は「投資家には、その場しのぎの言い訳にしか聞こえなかった」(証券アナリスト)という。

●国際線強化に活路

 加えて航空業界関係者は「今のANAは、企業体力を回復してきたJALに再び追い込まれている」と指摘する。
 会社更生法の適用を受けたJALが企業体力を回復した要因は、業界で「3点セット」と呼ばれている。1つ目は財産評定効果で、機材等資産の簿価から時価への評価替えにより、減価償却負担が軽くなった。2つ目は金利負担の減免で、銀行などからの計5215億円の債権放棄により、現在のJALは無借金経営。対してANAは8500億円超の借金。そして、3つ目は法人税減免で、その額は10-18年度の9年間で約4000億円に上る見通し。「JALはこの3点セットで焼け太り、当社は不公平な競争を強いられている」と、ANA関係者は憤慨する。
 そんな中、ANAは今年2月14日、14-16年度のANAグループ中期経営戦略を発表した。前回の中計では、15年度の営業利益目標を1500億円としていたが、これを1100億円に下方修正し、最終年度の営業利益目標も1300億円にとどめた。

 発表会の席上、伊東社長は「円安進行や燃油費の高止まりでコストが急増する中、競争激化や単価下落の傾向が継続しており、事業環境が大変厳しい局面にある」と営業利益目標下方修正の理由を説明し、国際線の強化で収益拡大を図る考えを示した。
 
 そして、国際線の強化では、
(1)羽田空港国際線新枠の活用により中長期的に有望な都市への就航を検討する
(2)16年度に国際線の生産量(座席数×運航距離)を国内線と同水準にする
(3)アジアでネットワークの相乗効果が期待できる複数の航空会社などへの出資を検討する。などの計画を示した。

●遅れるコスト削減

 また、ANAは期間中に840億円のコスト削減を実現する。ちなみに前回の中計では1000億円のコスト削減を実現する予定だったが、最終的には860億円にとどまる見通し。中計推進中に持株会社制に移行した影響で、コスト削減が当初計画より遅れているのが原因と説明した。

 この新中計に対しても、証券アナリストは「市場の不信感は強い。国際線の強化策は抽象的だし、コスト削減策も生ぬるい」と指摘する。

「同社はかつてコスト削減の厳しさに定評があったが、今は倒産を経験したJALのほうが厳しい。その結果、投資家にとってANAのコスト削減策は甘く見えて仕方がない」

 一方、ANA関係者は「乾いた雑巾を絞るようなコスト削減努力を続けている」と、次のように強調する。

「ANAは14年から羽田空港など国内主要空港の搭乗ゲートに自動改札機を導入した。従来の搭乗ゲートには少なくとも3人の係員が待機し、乗客の案内などに当たっていたが、自動改札機導入により係員を2人に削減した。14年度中に50空港以上に導入し、年間約4億円のコスト削減を図る。ほかにも、2月から事務用品などの消耗品をグループ全体で購入する仕組みに変えた。これまでは数千社から消耗品を購入していたが、これをアスクル子会社の通販サービス『SOLOEL(ソロエル)』に一本化し、購入業務の無駄を排除した」

 さらに同関係者によれば、同社は今年4月から本社フロアを半分に削減し、入りきらない部門を賃料の安いビルに移転するなどして、13-15年度に賃料を100億円削減するといい、涙ぐましいコスト削減努力の実情を明かす。

 ところが、業界関係者によると、例えば消耗品の購入では、購入を打ち切ろうとしていた相手が大口顧客だったことが判明し、計画通りに一本化が進んでいない。また、本社フロアの半減に伴う、本社部門から営業、空港サービス等フロント部門への人員配置転換、賃料の安いビルへの移転なども大規模な人事異動と相当な移転費が伴うため、計画通り進んでいない。

 さらに、昨年4月の持株会社制移行は、各事業会社が機動的かつ主体的にコスト削減を進めるのが狙いの1つだったが、「以前はトップダウンで削減できたコストが、持株会社制移行により事業会社の都合が優先するようになり、コスト削減のスピードが落ちている」(業界関係者)。

●ずさんな増資計画

 こうした苦境が続くANAの業績に、ずさんな増資計画がさらに冷水を浴びせている。

 同社は12年7月3日、公募増資と第三者割当増資により2110億円の資金調達を実施すると発表した。B787型旅客機をはじめとした最新鋭機の購入で欧米向け国際線の輸送能力を増強するほか、成長著しいアジアにおいて買収を含めた機動的な投資ができるよう財務基盤を強化するのが目的と説明。調達額の大きい公募増資の募集総額1840億円だった。同社が増資発表をしたのは株式市場の引け後だったが、日中にその概要が市場に知られてしまったため株価は急落、前日比14%安の193円で引けた。

 株価が急落したのは「前回の増資が成長につながらなかったのに加え、今回の増資は額が大きいため、株価値の希薄化を招くと投資家の大半が判断した」(証券アナリスト)のが要因だった。その結果、同社が8月15日に発表した「増資確定」では、公募増資が約1600億円、第三者割当増資が約136億円の計1736億円にとどまり、予定資金を全額調達できなかった。

 それだけではない。「目標未達」に終わった公募増資には、次のような裏話があった。

 それは12年4月下旬のこと。ANA関係者は「JALの12年3月期連結決算を見ていた役員の顔が、見る間に真っ青になった」と打ち明ける。同期のANAの決算は、売上高が1兆4115億円、営業利益が970億円、最終利益が282億円でいずれも過去最高とホクホクしていたら、JALの売上高は1兆2048億円でANAを下回ったものの、営業利益は2049億円、最終利益は1866億円。営業利益はANAの2.1倍、最終利益はANAの6.6倍に上ったからだ。

「もう競争相手ではないと思っていたのに、気が付いたら以前より強靭な筋肉を身に着けてリングへ戻ってきたのに驚愕した」(ANA関係者)というわけだ。12年は「LCC元年」といわれた年でもあり、「これではLCCとJALの挟み撃ちに遭う」(同)と慌てたのも無理はないだろう。

 業界関係者は「そこでANAは不利な状況を一挙に打開しようと、急遽大型増資に踏み切った。この泥縄的な増資がボディブローのように体力を弱め、業績の足を引っ張っている」と指摘する。つまり、増資により株式が大量に増えた結果、国内線で割引利用できる株主優待券が増加した。同社のエコノミークラス株主優待割引率は50%。株主優待券を使って搭乗する個人株主が増えたため、路線価格が下落した。証券アナリストによると、14年3月期第3四半期の「国内線収入は想定より収入が約140億円下振れしているが、うち約65億円は株主優待関連による」と分析している。

 一方で、1736億円もの資金を市場から調達しながら、同社がこの間に決めた戦略的な投資案件は、米国でパイロット訓練事業を手掛けている「パンナムホールディングス」の買収に137億円、ミャンマーの中堅航空会社「アジアン・ウィングス」の買収25億円ぐらいのもの。増資で調達した資金をなんら有効活用できないでいるのだ。こうした実態も、投資家の「新規に獲得した羽田国際線の11枠を有効に活用し、JALとの企業体力差を縮められる智恵がANAにあるのか」との疑心暗鬼を生み出している。

 証券アナリストは「ANAの経営には場当たり的な対応が目立つ。投資家の間に渦巻く経営不安を払拭するためにも、今度の11枠こそ練りに練った戦略的活用で、市場に『なるほど』と思わせる結果を出す必要がある」と、注文を付けている。ANAが市場からの信頼を回復するためには、当分時間が掛かりそうだ。

福井晋/フリーライター
--------------(抜粋終了)--------------

 ANAの経営状態についての記事です。ANAの経営について厳しい内容が書かれていますが、実際には最終利益を確保するとともに、株価も安定上昇しています。
 ある一面では正しいでしょうが、少しは修正しながら読まなければならない記事なのかもしれません。


 確かに公募増資の前後で、株価が大きく値下がりしていますが、全体的には上昇トレンドであると言えるのではないでしょうか。
 
 ANA、JAL、それぞれが、独自のサービスと経営を行ってこそ、日本の航空サービスは発展すると思います。
 確かに、ここ数年が両社にとって正念場なのかもしれません。

自衛隊パイロットの民間での活用制度(割愛制度)が復活します ~自衛隊員の若返りとエアラインのパイロットニーズが合致~

さる3月16日に、国土交通省からあるプレスリリースが行われました↓


------------(国交省HPから抜粋)------------
自衛隊操縦士の民間における活用(割愛)の再開について
                                   平成26年3月14日

 平成21年9月、自衛隊操縦士の民間における活用(割愛)について、公務員の再就職を府省庁があっせんすることについて禁止されたことを受け、そのあり方等を慎重に検討するとともに、その間、自粛してきました。

 自衛隊操縦士の民間における活用(割愛)については、国土交通省交通政策審議会航空分科会基本政策部会及び技術・安全部会の下に設置された乗員政策等検討合同小委員会の中間とりまとめにおける「自衛隊操縦士の民間における活用(割愛)について、自衛隊操縦士を必要とする航空会社のニーズを勘案し、直ちに再開することが望ましい」との提言があるとともに、民間航空業界等からの要望もあるところです。
 今般、自衛隊操縦士の無秩序な流失を防止し、適正な年齢構成を確保しつつ、自衛隊操縦士を民間航空業界等で有効活用することは、我が国民間航空業界の発展という観点からも意義があることから、公務の中立性・公正性をより確保することに留意しつつ、自衛隊操縦士の民間における活用(割愛)を再開することとしました。
--------------(抜粋終了)--------------

 つまりは、自衛隊のパイロットを民間のエアラインや使用事業で再雇用する制度が復活します。
 この制度の復活の背景は、以下の新聞記事に詳細が説明されています。


--------------(記事抜粋)--------------
自衛隊パイロット、民間に 今春にも 人材活用、若返りへ
                                 2014.1.18 09:59 

 民間航空会社のパイロット不足を補う目的で、自衛隊パイロットの“転職”を促す制度(割愛制度)を、政府が今春にも再開する方針を固めたことが17日、分かった。 
 
 公務員の天下り問題を受け、防衛省は平成21年秋から同制度を自粛していたが、格安航空会社(LCC)の就航増などで、民間航空会社ではパイロット不足が深刻化しつつある。航空需要の拡大に対応するとともに、給与が高い中高年パイロットを再就職させ、防衛費の4割を占める人件費を抑制する狙いだ。

 民間への転出対象者は、陸・海・空の各自衛隊で戦闘機や輸送機など操縦資格を持つ40歳前後のパイロットとなるもよう。民間航空会社のほか、地方自治体で導入が増えている緊急医療用のドクターヘリのパイロットの採用も想定する。

 民間航空会社の要望に応じて、退役前の自衛隊パイロットの転身を促す割愛制度は、昭和37年に開始。多い時で年間約40人、近年でも同10人程度のパイロットを供給していた。ただ、民主党政権が平成21年に省庁による国家公務員の再就職斡旋(あっせん)を禁止する方針を打ち出した。防衛省は「天下りには当たらない」としつつも、制度の運用を自粛していた。
 中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定するなど、東アジア情勢の緊張が高まるなかで、防衛費は今後も膨らむ可能性がある。一方、自衛隊の人件費は防衛費全体の42%(25年度)を占める。国の財政状況が厳しい中で、効率的な人件費のあり方が課題だった。

 自衛隊員の平均年齢は36歳と、欧米の軍隊(平均30歳程度)に比べて高く、年齢構成の見直しも求められている。割愛制度の再開で、部隊の最前線から退いたパイロットの早期退職を進め、人件費を圧縮するとともに、自衛官の若返りを図る。

 昨年12月に閣議決定した中期防衛力整備計画(中期防)では、26~30年度までの5年間で、装備品の調達改革による7千億円程度の財源確保を盛り込んだ。

 防衛省は今後、60歳定年制の対象となる音楽隊や警務などについても、退職時期の見直しを進める考えだ。
--------------(抜粋終了)--------------

 つまりは、
① エアラインやヘリコプターの使用事業会社では、将来的にパイロットが不足することが予測されている。
② 防衛省は、年齢層の高い隊員(人件費の高い隊員)を削減して、人件費を圧縮したい。
 という、両者の利害が一致したことにより、自衛隊パイロットの民間での活用制度が復活したということです。
 
 アメリカなどでは、こうした、元軍人のパイロットがエアラインで飛行したり、民間の救急ヘリコプターのパイロットになったりという事は珍しくありません。
 ハドソン川の奇跡の立役者であるサレンバーガー機長も、元々は軍隊のパイロットでした。
 
 自衛隊のパイロットは、基本的に年齢が上がるほど、飛行配置が少なくなります。 培った飛行技術を生かせるこの制度は、意義があるのではないでしょうか。
 
 国土交通省のプレスリリースには『自衛隊操縦士の無秩序な流失を防止し、適正な年齢構成を確保しつつ、自衛隊操縦士を民間航空業界等で有効活用する』という文言があります。
 これは、以前、当ブログで紹介した紳士協定を指しているものと思います。

防衛省人事局長
 元自衛官が民間航空事業者の操縦要員(将来の要員を含む)に応募した場合の対応について、自衛隊操縦士が無秩序に民間航空事業者に流出することを防止するとともに、自衛隊操縦士を民間航空事業において有効に活用するため、国土交通省において、下記のように民間航空事業者を指導されるよう申し入れる。
1.定期運送事業者は、●●以降に自衛隊を退職する自衛官については、同人が自衛隊を退職した後2年間を経過するほか、民間活用対象年齢(当面は満37歳)に達するまでは、原則として採用しないものとする。
2.民間航空事業者は、退職後2年以内の元自衛官については、原則として採用しないものとする。

 
 空の安全のためにも、様々なソースのパイロットが活躍できる環境が望ましいと思います。

マレーシア機の不明事件。パイロットによるハイジャックの可能性。謎の飛行ルートが序々に明らかに。


米フォックスニュースで流されたマレーシア機の飛行ルート
-------------(記事抜粋・翻訳)-------------
 行方不明となったマレーシア航空のボーイング777ジェット旅客機を捜索している関係者によると、マレーシア政府当局者は、当該機がジェット機の飛行経験を持つ何者かにハイジャックされたと考えていると語った。

 捜索関係者によると、不明機がハイジャック犯の動機が明確ではないこと、衛星により飛行機が撮影された場所などが、まだ明らかではないことを15日にAP通信に語った。彼はメディアブリーフィングをすることを許可されなかったため、関係者は匿名を条件に語った。

 捜索関係者はハイジャックはもはや仮定の話ではないと証言した。「それは決定的である」。と語った。

 「ジェット機の操縦技術を持つ犯人によるハイジャック」という結論は、トランスポンダーが意図的に切られていた事から導かれた。
 トランスポンダーは航空機の位置や状況を通信する自動応答装置である。
 これにより犯人は、2次レーダーによる追跡を回避しようとした考えられる。

 一方、マレーシアのナジブ首相は、捜査の進捗状況として、マレーシア機の通信は意図的に途絶したことが明らかになったと語った。また不明機は、北京への飛行ルートからはずれ、マレー半島を横断した事も記者会見で語った。

 タイ北部に至るカザフスタンとトルクメニスタンの国境に到る空域、そして南部のインド洋にインドネシアから南の空域、- マレーシア当局は現在、不明機が到達可能な範囲の空域全体に対して、捜索範囲を拡大しようとしていると述べた。

 当局は、最新の衛星データにより捜索範囲を拡大することを述べている。

「不明のマレーシア機の捜索は、明らかに新たな段階に入った」と当局者は語った。「我々は、この新しい情報により、マレーシア機の発見に1歩近づけたと考えている。 

 地上と不明機との通信は、クアラルンプールを離陸して北京に向かった3月8日に、離陸後1時間未満で切断された。マレーシア当局は、レーダーデータは、それが引き返しや中国の首都に向かって設定した後、西へ戻るマレーシア半島クロスオーバーした可能性を示唆していると述べている。  
 以前、米政府高官は、新たな情報に基づいて、捜索の範囲がインド洋にまで広がっていることをフォックス·ニュースに語った。

 捜索にあたっている各国は、新たな情報に基づき、インド当局がインド洋の北の象限を、米海軍駆逐艦キッドは、インド洋の南側の25%を捜索範囲に加えることを決めている。 

 マレーシア当局は、マレーシア航空機の失踪は、ハイジャックであり、より多くの証拠は、熟練したパイロットにより操縦されていたと推測している。

 アメリカの当局者がAP通信に語った所によると、意図的な通信の途絶が発生したという証拠は、地上との情報交換に使用するメッセージングシステムが切られる約12分前に、トランスポンダーが停止していいるという事実です。
 その当局者は、また、飛行機がどこかに着陸した可能性もあると述べている。 

 また、通信機能が切られた後も、不明のボーイング777型機からは、エンジンの保守データが地上に向けて送信し続けられていた。
 しかし、このデータ通信では、航空機の存在範囲を推察することができるが、高度、速度や場所を限定することはできない。

 飛行機が飛行中に崩壊していたか、他のいくつかの致命的な障害を受けていた場合は、すべての信号 - 衛星データ·メッセージおよびトランスポンダへのpingは - 同時に停止することが予想される。
 
 マレーシアの飛行データの解析は、飛行機が北京にクアラルンプールから、その意図された北東ルートから迂回し、代わりに西飛び、通常は中東、ヨーロッパに向かう飛行経路を辿っていたことが判明した。
 航空関係者によると、パイロットまたはおそらくそれらのルートを熟知誰かによって飛行していたという説を証明している。

 このような詳細が彼らの焦点サボタージュの可能性をシャープにする研究者をリードしている、ウォールストリート·ジャーナルは金曜日遅く報告した。

国際パイロット協会の委員会のメンバーであるマイク·グリン氏は語った。
「ハイジャック犯は、通信機器のスイッチをオフにすることができる人物だ。これは、パイロットがハイジャック犯であることを表している。」

 現在、12カ国により、北西アンダマン海、さらにインド海、南シナ海東部、マレー半島の西側での捜索活動が行われている。

 調べでは、飛行機の失踪のためにすべての可能な原因を除外していない。
-------------(抜粋終了)-------------

 マレーシア航空のボーイング777型機の不明事故で新たな展開です。
 謎となっていた飛行ルートが序々に明らかになってきました。
 衛星による追尾(おそらく監視衛星による画像追尾)、自動で送られるエンジンの保守データ、空軍の軍用レーダー(1次レーダー)の情報を総合すると、不明機は、
① 北京への飛行ルートを外れて、マレー半島の西側へ飛行
② その後、ヨーロッパ方面に向かう便が使用するルートを飛行
といった経路を辿ったようです。

 また、通常、航空機と地上の通信は、
① VHF無線機による音声通信
② トランスポンダー(2次レーダー)による位置・高度・目的地・機体情報の送信
③ データリンク装置(ACARS)による通信
 で行われています。
 もし、不明機が事故や爆発で一瞬で失われたのであれば、こうした通信機能は一度に使えなくなります。しかし、実際は、かなりの時間差をおいて、一つ一つ切られていたことから、「航空機の通信機を扱える人間」による意図的なオフ操作の可能性が高まっています。

 通信機を操作できること。航空路にそって飛行機を飛ばしていたこと。これらから、マレーシア当局はパイロットによるハイジャックを疑っているようです。

 もし、そうであれば、航空業界の信頼を失墜させる事件です。しかし、不明機が他国のいずれかの場所に着陸している可能性もあります。

 不明機と搭乗者の方々の無事を祈っています。

ささやかれる、パイロット不足時代の到来!? ~パイロットの需要と供給~


http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140309-00010001-biz_bj-nb&ref=rank&p=1

--------------(記事抜粋)--------------
パイロットが足りない?航空業界に迫る「30年問題」、過熱する争奪戦と規制緩和への動き
               Business Journal 2014/3/9 06:47 真屋キヨシ/清談社

 日本航空(JAL)や全日空(ANA)をはじめ、国内航空会社がパイロット不足に頭を抱えている。いまや世界の航空業界はアジアや北米を中心に旅客需要が急増しているが、日本の航空会社は将来的にパイロット不足が深刻になり、先行きが不安視されているという。旅客機のパイロットといえば平均年収1000~2000万円ともいわれ、人気の高い職業としても知られるが、なぜ人材不足が心配される事態に陥っているのか。

 その理由のひとつは、国内航空会社が抱える「2030年問題」だ。

 実は、航空業界では30年ごろにベテラン機長クラスのパイロットが大量退職するといわれている。国内航空会社はパイロットの年齢構成が40代以上に偏っていて、なかでも経験豊富なベテラン機長は50代が中心。20~30代のパイロットは訓練生や副機長ばかりなので、このままいくと十数年後にはベテランがいっせいに定年退職し、機長クラスがいなくなってしまうというのだ。

 「航空業界の構造的な問題もあります。日本の航空会社には海外のようにパイロットの派遣制度がなく、他社からの中途採用もほとんどありません。JALやANAは訓練生を新卒採用し、自社でパイロットを育成する方針をとっています。ただ、パイロットを育てるには1人につき数億円の育成費がかかるため、そのコストを考えると航空会社側もそう簡単に採用を増やすわけにはいかなかったのです。特にJALの場合は、経営破たんにともなってパイロットを大量にリストラし、訓練生の新卒採用もここ5年間は見送ってきました。こうしたことからも、将来的にパイロットが人材不足に陥ることはわかりきっていたのです」(航空ジャーナリスト)

 12年に格安航空会社(LCC)が国内に3社も誕生したのは、JALをリストラされたパイロットを大量に採用できたことも理由のひとつだったという。だが、いまやそのJAL退職組も市場に人材はいなく、LCCは大手であるJALやANA以上にパイロット確保が厳しくなるといわれる。こうしたさまざまな事情から、国交省も数年前から将来的なパイロット不足を心配していたという。

 では、具体的にどれくらいパイロットが不足するのだろうか。

 現在、JALには約1500人、全日空には約1800人のパイロットがいるが、ベテラン機長が大量退職する30年ごろには、LCCを含めた国内航空業界全体で約8500人のパイロットを確保する必要があるといわれる。
 アジアでいえば、今後5年間で2万人、将来的には現在の4.5倍にパイロット需要が増え、世界的には今後20年で50万人のパイロットが必要になるとの見通しだ。「国交省や各航空会社もあの手この手を使って人材確保に躍起になっています。例えば、パイロットの乗務時間は国内線で1日8時間、国際線で12~13時間が上限とされていますが、国交省はこの規制を緩和し、1日に乗務できる時間を長くして、1人のパイロットが乗れる便数を増やす新制度を導入しようとしています。
 また、現在は60~65歳未満のパイロットの乗務は2人のうち1人しか認められていませんが、この規制も見直して、2人乗務が認められることになりそうです。さらにこの春からは、おもにLCCの人材不足への対応策として自衛隊のパイロットの民間航空会社への転出も実施します。とりあえず、現状いるパイロットを最大限に活用して時間を稼ごうというわけです」(同)

 もちろん、航空業界もパイロットの育成に力を入れ始めてはいる。JALは15年度からパイロットの新卒採用を再開する予定で、ANAは米国のパイロット訓練会社を買収。自社のパイロット不足を補いつつ、米国の航空会社などにも人材を送り込む「パイロット人材育成ビジネス」を始める予定だ。東北大学や神奈川工科大学、東海大学、千葉科学大学などにはパイロット養成コースがあり、国交省は奨学金制度を拡充してパイロット教育を支援するという。



 だが、パイロットが一人前になるには最低でも10年以上のキャリアが必要で、その育成にはお金とともに時間もかかる。また、国内大手2社とLCCの間の大きすぎる賃金格差、転職の難しさなど、パイロットをめぐっては問題が山積みなのだ。

 早くも世界規模で航空会社間のパイロット争奪戦が始まりつつある中、国内航空業界も待ったなしの対応を求められている。
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 ちょうど、私がエアライン・パイロットを目指そうと考えた2008年頃は、「2010年問題」として、団塊世代のパイロットの一斉定年退職が取り上げられていました。
 こうしたパイロット不足の問題を解消するために、養成期間を短縮するためのMPL(準定期運送用操縦士)が導入されることが決まりました。

 しかし、2008年にリーマンショックが発生し、世界恐慌の様相を呈したことにより、パイロットをめぐる需給環境は一変しました。
 高単価のビジネス客により収益を確保していたJALはまともにあおりを受け、一気に経営破たんに向かいました。
 JALの経験豊富なパイロットが大量にパイロット市場に流れ、多くの方々が日本の地域エアラインを始め、トルコ航空などの海外エアラインへ活路を求めました。
 自費で訓練を行っていた2009年~2010年頃は、一気にパイロットの求人と採用が減った事をよく覚えています。

 パイロットの需要は、即ち航空業界のビジネス環境と直結しており、航空業界のビジネス環境は、世界の経済状況に大きな影響を受けています。つまり、ちょっとした世界経済の変動で、パイロットの需要というのは急変します。

 中国のシャドーバンキング破綻によるバブル崩壊、EU加盟国の債務超過問題、ウクライナ情勢。。世界経済には、依然としてリーマンショックレベルのインパクトのある問題が燻っています。

 記事にある、パイロットの大量退職時代の到来も真実ですが、世界経済の変化によるリスクも、パイロットという仕事を選ぶ上で、考慮しておくべき要素であると思います。


ジェットスター・ジャパン、機長昇格プログラムの第1号機長が誕生



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 ジェットスター・ジャパン(JJP)に、初の自社養成の機長が誕生した。2013年10月から自社で開始した、副操縦士の機長昇格訓練によるもので、三橋邦康さん(42)が第1号の自社養成機長となった。

 ジェットスター・ジャパンの鈴木みゆき社長(左)から渡された機長の制服に袖を通す三橋さん(同社提供)
 2月28日に機長になるための最終的な社内確認が実施され、3月3日に成田-大分線のGK603/602便1往復が初フライトとなった。

 三橋さんは日本航空(JAL、9201)に入社後、国内の地域航空会社を経て、JJPには2012年1月に入社。これまでに副操縦士としてボーイング747-400型機と777型機、エンブラエル170型機、エアバスA320型機で乗務経験を重ね、A320の機長に昇格した。

 今週中には、国土交通省航空局(JCAB)の機長認定審査に合格した2人の機長候補者に対して、社内の最終確認が実施される予定。三橋さんら1組目の3人に続き、5組目まで計10人の機長候補者が訓練中で、その後7人が訓練に加わる予定となっている。

 今後は候補者の選定を進め、3月からはほぼ毎月自社養成の機長が誕生していくという。
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 JALとカンタスによって設立したジェットスター・JAPANで、自社養成の機長が誕生しました。
 LCCが日本で大きくなるためには、運航の最高責任者である機長を確保することが欠かせません。新規の航空会社では、機長の確保を他社からの引き抜きや外国人機長の雇い入れで対応している場合がほとんどです。
 地に足がついた発展をするためには、自社で機長を養成していく力が必要です。
 
 国内LCCではピーチアビエーションが、昨年5月に自社養成で機長を誕生させていますが、ジェットスターも会社発足から見ると、ほぼ、同じ期間で機長の養成を達成したことになります。

 日本の航空業界にとっては、明るいニュースであると思います。
 


静岡エアコミューターがヘリコプターパイロット(回転翼操縦士)の募集を行っています。


http://www.sacc.co.jp/saiyou3.html

 静岡エアーコミューターがヘリコプターパイロットの募集を行っています。
 同社は、静岡空港を拠点に、報道取材、防災業務、空撮、遊覧飛行といった航空事業を展開している会社です。
 今回は多発タービン保有の有資格者を対象とした募集です。

 応募資格などは以下のとおりです。

 応募資格  : 事業用操縦士 回転翼航空機多発タービン機以上
           総飛行時間 500時間以上
           第1種航空身体検査証明書、航空無線通信士の保持

 年   齢  : 50歳前後まで

 受付期間  :平成 26年4月1日~5月末日


静岡県消防防災航空隊「オレンジアロー」(JA119R/BK117C1)

幻の名画 喜多川歌麿の「深川の雪」66年ぶりに発見される。 


http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2014030200115
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歌麿「深川の雪」見つかる=66年ぶり公開へ-岡田美術館」

 江戸後期の浮世絵師、喜多川歌麿の肉筆画の傑作とされる「雪月花」3部作の一つで、1948年に公開されてから所在不明だった「深川の雪」が見つかったと、岡田美術館(神奈川県箱根町)が2日、発表した。4月4日から6月30日まで同館で特別展示される。
 縦199センチ、横341センチで、27人の人物が生き生きと描かれている。歌麿研究者の浅野秀剛大和文華館館長は「歌麿がここまで大きな絵を描けたことに驚いた。細密であると同時に、緩みない充実を感じる。構想やバランス、色彩の配置も見事」としている。歌麿の晩年期の研究に役立つ貴重な資料と言えそうだ。
(2014/03/02-15:56)
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 いいニュースです。この絵の存在自体を知りませんでしたが、戦後の混乱期に失われていた文化財が、発見されるというのは、何かワクワクさせられます。
 喜多川歌麿の浮世絵の特別展示は、見に行ったことがあり、浮世絵の面白さに夢中になった記憶があります。

 今回は喜多川歌麿の肉筆画の傑作とされる「雪月花」3部作の内の一つということです。
 ちなみに三部作とは

『深川の雪』


『品川の月』


『吉原の花』


 以上の3作だそうです。

 どうせなら、この3部作が一同に揃う特別展などが開かれないものでしょうか。
 いずれにせよ、大変、喜ばしいニュースです。


激化する航空ビジネス ~引責観測も飛び出すスターフライヤーの苦境~


http://toyokeizai.net/articles/-/31313

--------------(記事抜粋)--------------
引責観測も飛び出すスターフライヤーの苦境
 ~ 赤字転落の中堅エアラインに襲いかかる"3つの敵" ~
                    武政 秀明 :東洋経済記者 2014年02月21日


 スターフライヤーは業績悪化の乱気流から抜け出すことができるか(写真:アフロ)

 黒を基調とした内外装。スタイリッシュな革張りシートを配し、座席間隔も広めに取ることなどで、特徴を出してきたスターフライヤー。北九州空港を拠点とする中堅エアラインが、正念場を迎えている。

「スターフライヤー社長退任へ、赤字見通しで経営刷新」

 2月20日、ある全国紙の九州地方版の朝刊1面に、スターフライヤーが2013年度に大幅赤字へ転落する見通しとなった責任を取って、米原慎一社長が退任する意向を固めた、という内容の記事が踊った。

 この報道に対し、スターフライヤーは「当社の代表取締役の辞任に関する報道がありましたが、現時点で具体的な決定事実はございません」と、お決まりのコメントを発表。同社の広報担当者によると、2月20日夕方時点では「本当に何も決議されていない」という。

 ただ、米原社長は最近の記者会見で業績悪化の経営責任について言及しており、退任観測は根も葉もない話でもない。何より、こうした報道が飛び出すこと自体、スターフライヤーが抜き差しならない状況に追い込まれていることを象徴している。

今年度は巨額赤字に転落

 同社は今年度、本業の儲けを示す営業損益が33億円の赤字に陥る見通しだ(前2012年度は310万円の黒字)。純損益も33億円の赤字を見込んでいる(前年度は2億8700万円の黒字)。深刻なのは、売上高が327億円と前年度の251億円から約3割も伸びるにもかかわらず、売上高の1割にも匹敵する巨額の赤字を強いられる点だ。


ゆったりした空間で快適な旅を評価するユーザーは多い(撮影:梅谷 秀司)

 今年度、売り上げを伸ばした要因は、2013年春の発着枠拡大を受け、羽田空港発着の国内線を大幅に増便したことにある。スターフライヤーは羽田―福岡線を従来の1日5往復から10往復に倍増。羽田―関空線も同4往復から同5往復に増やした。

 ところが羽田―福岡線は、スターフライヤーだけでなく、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、スカイマークなどの競合にとってもドル箱路線。各社が一斉に羽田―福岡線の便数を増やしたことで、「供給過剰になってしまった」(大手航空会社関係者)。

 2012年度は平均で7割以上をキープしていたスターフライヤーの羽田―福岡線の搭乗率は、2013年度上期(4~9月)は63.2%まで低下。国内外全4路線の平均搭乗率も63.8%と低迷している。想定どおりに利用率を伸ばせず、増便にかかるコスト負担だけが重くのしかかってしまった。

 加えて打撃を与えたのは、急激に進行した円安ドル高だ。航空会社は機材や燃油をドル建てで調達しており、これが採算悪化に拍車をかけた。

 スターフライヤーは昨年11月に経営合理化計画を発表。不採算路線からの撤退や希望退職者の募集、委託契約や利用施設の削減などを進めて、2014年度以降の業績回復をもくろんでいる。

削がれていく“強み”

 スターフライヤーが使用する機材はエアバスの「A320」型機。LCC(格安航空会社)であれば通常170~180席を取る機体だが、スターフライヤーは144席(一部150席)として座席間隔にゆとりをもたせた。さらにオリジナルコーヒーを提供するなど、機内での快適性を売りとしてきた。また運賃設定では、スカイマークよりは高いが大手よりは安いという“すき間”を狙ってきた。




 この戦略に立ちふさがったのが、JAL、スカイマーク、そしてLCCである。

 公的資金の注入により急回復をはたしたJALは、財務力を武器に主要路線で価格競争を仕掛けている。加えて、国内線の競争力を増すために、今年5月から国内線の主要機材全機の内装を順次刷新。全座席を本革仕様に変更するのに加え、座席間隔も広げる。スカイマークも、4月から全席を広めのシートにした新機材を羽田発着の主要路線で順次導入する。

 両社の戦略は、まさにスターフライヤーのお株を奪うもの。各社にとってドル箱である羽田―福岡線には、広めのシートを優先的に投入するとみられ、ソフトサービス面での競争激化は必至だ。

 就航から3年目を迎えたLCCの存在も、スターフライヤーにとって脅威。羽田発着ではないものの、成田発着のジェットスターは福岡路線を飛ばしており、運賃の安さを優先する顧客にとっては有力な選択肢の一つとなっている。

財務は危険水域に迫る

 スターフライヤーは、同社の筆頭株主であるANAホールディングスと一部路線でコードシェア(共同運航)するなど連携を深めることで、来年度以降の業績改善を目指している。ただし、快適性でも安さでも、かつてのような優位性は薄れている。

 同社の自己資本は2013年12月末時点で26億円。自己資本比率は13.5%と、1年前の28.3%から急激に悪化している。財務面では、資本増強が必要になると言ってもいいほど、危険水域に迫っている。「ANAホールディングスOBを次期社長として招き入れるのではないか」という観測が出ていることの裏を返せば、ANAが救済するというシナリオもありうるかもしれない。

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 機材を増やして、発着枠拡大に伴う市場シェアを奪いに行く。
 経営の判断としては、ある意味当然の選択をスターフライヤーは行ったと思います。
 しかしながら、発着枠が拡大したほど、需要は増えなかったということ、そして、他社もサービスを拡充することで、経営体力の小さい会社から、大きなダメージを受けていく。。という構造なのかもしれません。

 よく言われていることですが、航空ビジネスは外的な要因の影響を強く受ける商売です。景気の悪化は、すぐにビジネス客の減少として高単価の座席の売り上げ減となります。また、燃油費の高騰は合理化の努力を吹き飛ばすほどのインパクトを与えます。
 
 スターフライヤー社は、過去数年にわたり、顧客満足度も高く、リピート客の多さも特徴的な会社です。順調に売り上げが伸びたにもかかわらず、大幅な赤字となってしまった事は、航空ビジネスの競争激化を象徴しているのかもしれません。

 ここ数年は航空業界にとっては、経営環境の厳しい状況が続くのかもしれません。



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